2022年5月16日
「これは約束。大学へ行くなら必ず体育会に入りなさい」
これはボクが大学で素晴らしい仲間に出会えた事とアメフト部で学んだ事が自分の財産になってるという経験から出た言葉。
息子も「うん、まだ決めてないけど何かはやるつもり」(←ウソっぽい)
いくつか見学して「アレはチャラい」とか「なんかもひとつやわ」みたいな感想、そして数日後
「グローブを」
お!野球はもう高校で終わりと言うてた。でもやっぱり忘れられずやる事にしたかな・・
ボクシング部でした(笑)
アメフトも最終候補に残ってたらしいけど(これもウソっぽい)目線は初めからリングを見てたクサい(苦笑)
フットボールはケガが心配だったので強くプッシュせんかった。でも息子が選んだなら背中を押してやるつもりやったが・・ちょっと残念。
ボクシング・・
打たれまくって八重樫東みたいにボコボコに腫れてオニヤンマ顔になったら(八重樫さんすんません)どーすんの?って。
打たれまくってカーロス・リベラみたいに「ヘ~イ、ジョ~・・パンチパンチネ~」になったら(表現がよろしくないですねm(__)m)どーすんの?って。
でも知らない世界に飛び込んでいろんな経験が出来るのはええな、頑張れ!と。
経験者の集団に野球部出身の初心者が一人、でも本人は楽しかったみたい。先輩に可愛がってもらって同期とも仲良くやれて。
残念なのはやはりコロナ。3年、4年時はほとんど活動できなかったらしい。接触スポーツやしね、ホント可哀そうな世代。
唯一試合が出来たのは大学2年の秋。大阪オープンね。出場階級はライトウェルター。64kg契約(4kgごとで階級変わるみたい)初心者なのでB級での出場。
これは夫婦で応援に行ったんス。通ってる大学で開催だったからちょうどええやんって。生ボクシングは初めてで会場の熱気が凄いのよ。
試合会場で息子から「ちょっと大変な事が・・」と。どないした?と聞いたら
「なんかオレの階級出場選手が少ないからA級とB級混ぜてやるって(汗)」
マジか?ウソやんって。で初戦の相手は?
「ん、1年。〇〇〇〇(メチャ強い大学)のA級みたい。高校の時国体の・・・」
・・・皆まで言うな。恐ろしい(冷汗)
トーナメント表みたら4名のエントリー。
千葉君、香川君、宮崎君、髙橋。・・・・なんか国体みたいやな(-_-;)
カァァァァン!
ヒットアンドアウェイで常に先手を取られる。こっちは相手の長いリーチが邪魔で中に入れず拳が届かない。
もう山口県から来たオヤジ、スイッチオン(笑)「自分から行け自分からぁっ!!」絶叫(恒例の周りがビクッ)
果敢に挑みましたが現実は厳しい結果で無念の2Rレフェリーストップ。
アマチュアの試合なんでクリーンヒットですぐダウンをとられるんだわ。
試合の後はもらったパンチの跡(ミミズ腫れみたいな)が顔中に(-_-;)その日の夜とかちょっと気持ち悪なったちゅうてました・・・。
アマとは言ってもやはり格闘技。試合後のダメージは甘くない。
ま、息子の闘う姿に感動し、わざわざ遠くからかけつけてリングサイドで応援してくれる卒業生の声援にちょっとウルッとし、あらためて体育会の素晴らしさを実感しました。
現在息子はその頃の体型の跡形もないですが(爆死)、1人同期がプロデビューしてます(1戦1勝1KO)応援するでぇ!活躍が楽しみ(^^)
昨日、関西ボクシング連盟の春季リーグ戦があってYouTube生配信で息子の母校応援したので(勝ちました(^^))思い出してカキコ。