2023年2月22日
高校の時の話。
ハンドの国体チームで全員がチームプレーに慣れてきた頃、愛媛に遠征することに。
柳井からフェリーで三津浜へ。そこから移動して新居浜へ。
目的地は新居浜工業。当時の愛媛と言えばココっていう強豪校やね。昼過ぎに着いて体育館に移動。
挨拶の時に思った。
(こいつらデケぇ・・)
なんか180cm以上がゴロゴロおるイメージ。全員ボウズ頭でいかにもハンド強い!って雰囲気を醸し出してる。
こっちは一人とびぬけてデカいのが(186cm)おったけどあとはみんな170cm台。
アップもそこそこにすぐ試合。慣れてないサイドやったからムダに走り回ってた。
終わって休憩、ちょっとしたら「おーし次やるぞ~。ピピッ(笛)」ってもう1試合(-_-;)
とにかく高校時代は練習が緩かったので持久力が他のメンバーと比べて格段に低いアタクス(汗)岩陽や下松工のヤツはケロッとしとる。
連続で2試合とかほとんどしたことなかったからヘロヘロ(すぐ負けてたからとも言える(笑))
まあなんとかこなしましたわいな。終わって床にグダ~ってなってた。サファリの木陰でウダダ~ってなっとる動物状態。そこへトイレから戻ってきたY監督が
「お~し、ほんならラストじゃ。ピピッ(笛)」
「は?」(滝汗)
まさかの3試合目(涙目)
何コレ?正気ですか?マジでやんの?
もう立てんくらい疲れ果ててるとこに悪魔の一言。
見る影もない速攻(速攻になってへんw)、フェイントであっさり置き去られる情けない姿。
アレよね、バテバテになるとプレーが雑になる。キレてるというか。もう知るか―みたいな。
その3試合目の前半、サイドから内に切れこんでいってジャンプシュート。
ディフェンスのデカいセンターがチェックで前に出て飛んでブロック態勢
バチン!
相手センターの頭をシュート打って振り切った左腕が直撃(汗)
まさに脳天唐竹割。
普通ならシュートの腕、もしくはボールを手でブロックしてくる。
デカいのがおもいっきし飛んでブロックしにきて、こっちはヘロヘロで飛べてないから打点が低い。ちょうど頭に手が当たるwww
「あ、ワリい」
疲れ果ててるから感情もクソもない。ただ頭に腕が当たったから「スマンスマン」という事で。
180以上のボウズ頭、頭をおさえながら(・・・)能面のような目でこっちを見るもすぐプレーに戻る。(たぶんムッとしてた)
ちょっとしてまたこっちの攻撃ターン。
似たような流れからミドルシュートを・・
バチン!
2発目(笑)今度は手w
ここでデカボウズ怒った。
「イテぇのコラァッ!」(そら怒るw)
こっちもバテヘロでイライラしとるから即応
「なんじゃオラァァ!」 (-_-メ)(お前は怒っちゃダメw)
コートでにらみ合いw
やめえやめえとなだめられ自陣に戻って自分の事は棚に上げて
「あいつデカすぎるんじゃ(プンスカ)」
とプリプリしとったんだけど体力の限界でね、次の攻撃で倒された時に立てなくなって交代、ベンチへ(サヨーナラ・・・ダセェ)
Tコーチに
「おまえケンカする元気はあるのにスタミナないのう」
ってニヤニヤしながら言われたという話。
デカボウズすまんかったの。
お前がデカすぎるから当たったんじゃ(まだ言う・・・)