トレセンの話

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2022年11月9日

トレーニングセンター。通称「トレセン」。

在学中にキレイな建物に変わったけど、入学した時は体育館の建屋の一角にあってちょっと薄暗いイメージ?

受付で名前と学年とか所属部を記入して利用する。

アメフトなんでパワーアップは必須。今日は上半身、明日は下半身とかメニュー組んで毎日のように通ってた。

1年の時、ポジション異動でラインメンに。

当時のボクは小さい方。こっちではそうでもないけどラインメンの中では小さい方。細い方。今じゃ考えられんな(笑)

最初はスピードで勝負しようとか考えてたんやけど全然通用しない。片手でポーンとはじかれる。同期にも全く勝てない。同期のラインメンで一番弱い(泣)

当たり方もヘタクソやし筋力も全然やったから当たった瞬間に身体を起こされて背中が反ってしまう。「胸を開けるな!」って言われるんやけど当たるたびに簡単に起こされる。

悩んだわね。悔しいのよ、歯が立たんっちゅうのは。メシはだんだん食えるようになってきたけど日々の練習がキツくて体重増えない。

これはパワーアップが優先事項やということで、トレセンにしょっちゅう通う事に。

午前中の授業無い時とか一人でちょこちょこ。オフの日も行ってたなぁ。他にすること無いんか?みたいな。

今考えればもう少しバランスよくやれば良かったと思うけど、どーしてもプレス系(ベンチプレスやダンベルプレス)やプルダウン系をやってまう。上半身ばっかし。

途中からプロテインも飲みだして身体が変わってきた。ベンチプレスのマックスが伸びるのもうれしくて(もう筋肉バカに)

練習終わりにチームでトレセン行って腕がパンパンになるまでやるんすわ。

腕に力入れてないのにパンッパン。腕もグッと曲がらないくらい張ってて、それを

「ちょい、コレ・・ココ・・・触って?」

OやIに触らせて「お!」とか言われるのが嬉しいというアホっぷり(爆)何人かおったで。アホはボクだけやないから。

ベンチプレスのマックスが115kgまで伸びた頃ね、オフの日に一人でトレセンへ。

午前中でボクと陸上部の細い女の人(先輩やと思う)が一人の二人だけの日があって(その手の話ではない(笑))その人はスピード系のトレーニングをしたはった。

ボクは例によってベンチプレスへ。

アップを60kgで10回ほど「ホッ・・ホッ・・」とやって温まったとこでプレートを足す。

バーが20kg、大きいプレートが20kg×両サイドに2枚ずつの100kgに設定。5回やって徐々に軽くして回数を増やすってルーティン。(90×10・・80×15みたいな感じ)

その100の時ね、腕が落ちたのよ。落ちたというか、1回目で上がらなくて。

(あれ?・・やべえ)って。胸の位置でシーン。もうね、全然上がらん。疲れが残ってたんかな?ビクともせん。あれね、流れというか気持ちが切れるとダメなんよね。

受付からは遠い。陸上部のほっそい女性に助けを求めるのも恥ずい。でも100kgギロチン状態はまずい。どーする?と。

出した答え。

手首をコネコネ回してバーを転がすローラー作戦。

身体の上を転がすの・・・・アバラの下の方メチャメチャ痛い(滝汗)100kgのローラー。うまく転がらねんだなコレが。死にそうになる(;゚Д゚)

股関節のとこまでなんとか持って行って身体を起こせたからセーフ。危なかったホンット。

もうね、そん時はピンチから逃れた!ってサササーとトレセン退散。10分といない。受付の人に「こいつ何しにきたんや?」って絶対思われてる。

そんなんもう知らん。帰ってプロテインも飲まん。

一人でベンチプレスはやめましょう。補助必要デッス。



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