遠く離れた土地で同郷がいた時の話

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2022年10月29日

まさかの場所で出会う同郷人。ここで会うかね?みたいな事が実際あるわけで。

大学の時豊田市で入院してたら隣の高校にいたハンドの先輩に遭ったり(前に書いたかな?)、大阪で働いてる時、自社ビルの受付に用事があって行ったらある銀行の人が経理部を訪ねてきてて顔見たら小学校~高校まで一緒だった同級の女の子がいて「え!?なんでココにいんの?」って(それはこっちのセリフやわって)

不思議なモンすよね。

そこまで不思議ってわけではないけども、初めて豊田市で生活スタートしたとき、同じアパート(学生用で18部屋の棟)の3つ隣の部屋のヤツが挨拶に訪ねてきてくれた時の話。

荷物を入れ終えて、自転車買って(ごっつい田舎で移動手段なかった。まだ原付免許持ってなかったしね)食材を揃えるスーパーとか商店の位置を把握。

入学式まであと数日ってとこやったわ。

ピンポン鳴って出て見たら、細身で色白・でも髪型バチッと決まった長身の男。

1年生で体育学部の〇〇ってヤツでね。このあとすぐ下の名前でYって呼ぶようになるんやけど。なんか律儀に挨拶しに来てくれて。同じ1年やしよろしくってことでちょっと立ち話。

当然「どこ出身?」て話題になるわけで「オレ山口なんよー」って言われて「嘘!?オレも!」

これなんか嬉しいかったんよね。まさか遠く離れた豊田市でダーレも知らん土地なのに同郷が同じアパートにいるとは!お互いに「マジかー!」「どこの高校?下松っ?お、そうなんじゃ。オレは~」って彼は岩国の某高校でバスケ部。大学でもバスケに入るとの事。

「あ、じゃあハンド部の〇〇って知っちょる?」「知っちょー知っちょー!」共通の知り合いがいたりして大盛り上がり。

「オレYっていうの。Yって呼んで」じゃあってことでこっちも下の名前で呼んでもらうことにして、全然話した事無い人間同士が会って数分後にいきなりすげえ知り合い状態(笑)

で、Yから提案が。

「一人じゃし、知り合いもおらんけー晩飯をちょいちょい一緒に食わん?お互いにおかず作り合ったら楽しいじゃん」と。

なんかいいねぇ(^^)みたいな感じで賛成。

問題はアタクス、高校まで料理の「リ」の字すら知らん。袋ラーメン以外は焼きうどんしか作った事ない。

さてどうする?

どこかで聞いたことある「ニラ玉炒め」に照準。切って炒めるだけやろ?簡単やん・・・これならと。

男二人やから量は多めに作った方がええからと大量に炒める。

第一回合同晩飯会。場所はYの部屋。

シャレとるんよ。なんか手のオブジェとか、枝?モチーフの飾りみたいなんがあったり。自分の部屋と大違い。

汁モンは《あさげ》かなんかやった。

Yもなんか炒めたヤツやったと思う・・なんやったかな?ただこっちより相当レベル高いもん作ってたと記憶。覚えてないけど。

ニラ玉炒め。なんかハズい(-_-;)ちょっと料理も勉強せんとアカンなと思った。

「じゃ、いただきまーす!ちょっと食ってみて?どうかなー?」

旨いんだわ。Yが作ったヤツ。すげえなぁと。

で、こっちの大量ニラ玉を食ったY。

「敬三これ・・・・ちょっと塩多いかも」

「あ、ゴメン。多かったか?辛い?」パク。(;゚Д゚)「シオ辛っ(汗)」

第二回合同晩飯。

その日は永遠に来なかったという・・・・・・・おそらくニラ玉の塩が相当多くて「こいつマジか」って思われた可能性大・・・・。




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