2022年8月22日
ボクが所属してるソフトボールチームの監督に「野球はカバーリングのスポーツや」と教わってる。
下関国際の守備がまさにそれ。内野フライが上がったら3人がボールへ、1人が捕りに行き2人が近くにしゃがんで落球に備える。徹底された守備に唸ってしまう…。
それにしてもこのチーム、大会を通してどんどん強くなっていった気がするなぁ。
最近の高校生はリラックスを心掛けてバッターボックスでも笑顔を見せる選手が多いけど、下関国際の選手は常に締まった顔。ヘルメットの下で目がギラリと光る戦う顔。粘り強さ、勝負強さが表情からビンビン伝わってくるような。笑顔を見せない…それが良い悪いは別にして、昔の体育会育ちのボクとしてはすごく好感。
準決勝、終盤となる8回表の連続スクイズはシビれたね!相手の戦意を断ち切るような・・・素晴らしい攻撃やった。
ボク的にはね、古賀君、仲井君両投手は凄いと思うけどキャッチの橋爪君のリードがええと思うんよねぇ(^^)違うタイプの投手二人の長所を引き出して大阪桐蔭と近江の超強力打線に的を絞らせなかった。なんでも仲井君と橋爪君は小学校からのバッテリーとの事(これ聞いた時は胸熱!)
スーパースターと呼ばれるような選手はいないけど、泥臭く戦う下関国際。
相手は東北勢初優勝を狙う強豪仙台育英。今大会を見てて、下関国際よりチーム力は上だと思う。爆発的に得点した試合よりも明秀日立戦を見てホント凄い!強い!と感じた。
でも《勢い》はこっち。決勝戦、一丸で頑張れ!
両校の意地と意地の激突。14時開始。楽しみやわ(^^)
ちなみに、山口県勢の優勝は1958年柳井が最後。もし下関国際が優勝すれば64年ぶり。ボク生まれてへん(笑)
決勝戦は1985年宇部商(3-4で惜しくもPL学園に敗れる)以来37年ぶり。桑田・清原が3年生やったね。この頃「ミラクル宇部商」って呼ばれてた。
センバツの優勝校、準優勝校を撃破は1983年のPL学園以来39年ぶりの快挙だそうな。桑田・清原が1年生の時。ホンマに……いかにKKコンビがエグかったかというね(鬼汗)