2025年3月15日
元大関朝乃山
実はハンドボーラーだったというね。
幕内優勝もしてるし、横綱を狙えるところまで行ってた実力者。
しかし度重なるケガで何度も戦線離脱。
膝をケガした人間から見てもちょっと可哀そうになるくらい繰り返してる(あなたは繰り返し過ぎと言われとるやないw)
ちょっとコロナの時のコンプラ違反でミソついたけどね、まあそれでも人気力士っすな。
その朝乃山と五日目に対戦した碇潟。
お兄ちゃんの十両若碇ですら大関経験者とは対戦した事・・ないよな?ないはず。
という意味ではケガをしてるとは言うものの碇潟側から見れば素晴らしい実力者と対戦できるのはすごく幸運。
そんな一番。立ち合いちょっと踏み込みが滑って前のめりになってしまった碇潟。
(う、落ちる!)と思ったけどよく耐えた。なお悪い態勢で背中を向けてしまうがここは素早く回転して態勢を修正。アニキに負けず劣らずの身体能力。
押し込まれ土俵際の攻防が惜しかった!逆転の突き落としになるかと思ったがグッと堪えられ、そこからは朝乃山万全の態勢で押し倒し。実力差をまざまざと見せつけられた。
でもね、
最初の踏み込みの滑りが全体の流れを作ってしまった感がある。
あの悪い流れから必死に挽回をしようと戦って、しかも(おっ!?)と思わせる瞬間まであった碇潟の粘りは稽古の賜物なんやないかと。
身内の贔屓目かもしらんが(やるやん!(^^))と。
朝乃山曰く「ザンバラには負けられん」そらそやな。こないだ高校卒業したばっかしの小僧やもんなぁ。
それにしてもええ経験になったはず。
糧にしてさらに強くなってくれるんちゃうか?と、そんな風に思える一番でおました。
ちなみに今場所のアニキ若碇。
流れを引き寄せたいとこやけど負けて勝ってを繰り返す序盤戦。
昨日は友風戦。
でっかい相手にしっかり当たってからの突き落とし。これで3勝3敗。
なんとか白星先行に持って行きたいね。
あと昨日不運だった木竜皇。痛かったやろな……。
あれは自分も経験してるから……しっかり治してほしい。
膝にケガを持つ力士が多い。ニーブレスしてテーピングぐるぐる巻の膝で闘う力士を見るたびに心がズキッとする。厳しい世界やとつくづく思う。