2024年12月26日
時々このブログに書いてる「ラインメン」の話。
アメフトのポジションで一番アメフトを象徴してるイメージ。それがライン。
一番前にズラッと並んでセットしてるガタイの良い選手達をラインメンと呼ぶわけですな。
QB、RB、WRというボールを扱うポジションに比べたら本当に地味。
そこはゲームの進行を見るのにどうしてもボールを追うからしゃあないんだけれども。
でもラインはアメフトで一番大事な部分と言って過言でない。ちゃうちゃう、一番大事。過言とかってレベルやない。一番やわ。
アメフト知らない人は「そらなんで?」って思うよね。
家が無いと生活でけへんやん
という理論と同じw
ラインがいなかったら・・・ラインが弱かったら攻撃ができない。
RBがボール持って走ろうにもラインが走路を切り開いてくれなきゃどんな足の速いRBでも無理やし、どんなに肩が強いQBでもパスを投げる時に守ってくれてターゲットを探す時間を稼いでくれるラインがいなかったら一切投げれない。
逆にラインが強くて相手守備を押し込んで誰もいない走路を作ってくれたらどんだけ鈍足でも楽勝でゲインできる。
その逆、ディフェンスもしかり。
ディフェンスラインが強ければ相手のラン攻撃を最前列で潰せるし、パスプレーでQBが投げる前に潰せば(QBサック)相手の獲得してる陣地を大きく下げる事も可能。
なので強かったらこんな楽しいポジションないわwって感覚がある。
RBがロングゲインする時に一緒に走ってる味方選手がいる。リードブロッカーって言われるけども、このブロッカーをオフェンスラインが担うこともしばしば。
目の前の相手を吹っ飛ばしてそのまま前に走って後方にいる守備選手(DBやS)をブロック。ダウンフィールドに出てこのブロックが決まったりするとメチャメチャ快感w
DBは基本そんなサイズ大きくないからね。そこに冷蔵庫みたいなライン選手がドドドッて走ってきたらもう(うわ‥(汗))ってww
経験者じゃない方にはあんまりピンとこないかも?てな話なので試合を見る上でひとつ・・・パスプレーかランプレーを見分ける方法を。
ラインを見といてください。
ボールが動いた瞬間に前に出まくる動きをすればラン攻撃。
逆にボールが動いた瞬間に1歩引いて壁を作る動きをした場合はパス攻撃になります。だいたいね、だいたいよ。
これを逆手に取るプレーコールもたくさんあるから(スクリーンとかショベルパスとか)そこはまあ置いといて。
動き出した瞬間に攻撃の種類がわかれば試合の見え方が変わってくるので是非ね、年明け1月3日にはライスボウル(富士通対パナソニック)あるし未経験の皆さんもラインメンに注目して試合を見てもらったら・・・と思います。