京都での受難の話

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2023年8月18日

みんなで食事行こうってなって2台の車に分乗。

なんや知らんけど男チーム女チームに。

なんや知らんけど同じとこいくのに別ルート(笑)

ただこれが運命の分岐点。

女チームはすでに到着。男チームは災難に。

対面通行の道路、車線はまあまあ広め。

前から向かってくる軽自動車。スピードは出てないけどフラフラしとる。しかもセンターラインまたいで走ってくる。

その車ね、フロントがガッチャガチャ。どないなっとんねん?レベルで当たりまくった形跡。すげえポンコツ。

助手席に乗ってたので義兄に「なんかアレヤバいっすわ、路肩に寄せて避けましょう」

義兄も「せやね・・・よっと」と路肩いっぱいに寄せて停車。

停車しとんのよ?その軽そのままこっちに寄ってきて

「わ、アカン・・当たる当たる!?」

車の右側をガリガリガリガリ

「嘘やろぉ!!!」「もぉーーーなんでやねん!」と車内で怒る4人。

しかもね、当たってきた軽が停まらへんのよ。そのまま走行して逃げやがる!

これは許さん!とすぐ車から降りてナンバー確認しようとしたけどこっち車線の後続車に隠れて見えん。最初が7やったのは見えた。

息子が追いかけたけど止まらんし追いつけん。

当て逃げ。

ちょうど100m先に交番があったので事情説明。

おまわりさん「車の特徴を・・・色とか」

甥っ子「エンジの軽ですね」

ボク「は?薄いパープルちゃうかった?正面から見ててんけど」

息子「ピンクやろ。オレ追いかけたし」

年配のおまわりさん「まあまあ・・・動転してるからそういう事もよくあるんですわ、他に特徴は?」

そこへ自転車のおっさんが入ってきた。

おっさん「あの・・・さっきのそこの事故の方です?」

ボクら「はいそうですけど?」

おっさん「あ、ボクね、見てましてね。追いかけたんですわ止まれー言うて。なんべん言うても止まらんからね、写真撮ったったんすわ

一同「おぉぉ!」

リュックからごっついカメラを出してきて撮った写真をチェック。

おまわりさん「ちょっとその写真、確認させてもらってもよろし?」

ドーゾドーゾで数枚の写真をおまわりさんとおっさんが確認、「コレですわ」と。

おまわりさん確認して「皆さんコレですか?この車で間違いないですかね?」

ナンバープレート7から始まる見事なまでにエンジ色の軽。

ボクと息子の記憶力相当なポンコツという認定が下りました(滝汗)

目撃者が撮った写真やし、ポンコツ二人の色記憶以外は合致してるという事で(笑)すぐ無線で手配。

自転車のおっさん含めて運転者の特徴を話す。

ボク「おじいさんやったっすよ」

義兄「なんかちょっとおかしかったなぁ」

自転車のおっさん「なんかもうね、鼻垂らしてたわ。車の中もゴミだらけで汚い汚いおじいでしたわ」(言い過ぎ(汗)でもワロタ)

で一通り調べてもらって

おまわりさん「とりあえず帰っていただいて結構です。また何かわかりましたら連絡させてもらいますので」

こっちも食事行く途中での災難やってお腹空いたし、じゃよろしくお願いしますって。

自転車のおっさんにも重々お礼を言って交番を出た。

でお昼をだいぶ過ぎた時間に昼食をとりながらちょっと心に引っ掛かってた事を甥っ子が口に出す。

「なんであのおっさん、こんな街中であんなごっついカメラ持ってはんねやろ?」

あの人のおかげでメチャメチャ助かったのに自転車カメラのおっさんに盗〇疑惑(爆)(※違うと思います)

ま、そんな災難に見舞われたお盆の話ですが、翌日義兄に警察から連絡。

「見つかったんですが・・・その方、亡くなられまして」

えぇぇぇぇぇーー!!??

嘘のような本当の話。事故だけでもアレやのにごっつ後味悪いというね(-_-;)


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