2023年2月9日
あまり注目されないイメージがあるアメフトのディフェンス陣。野球だとね、ピッチャーとショートとか「凄いなぁ」って思うでしょ。なかなかそこに着眼しにくいというか。
日本だとほとんどクローズアップされない。でもねぇ、デフェンスおもろいんだわ。やった本人が言うてます。おもろい!
まずね、相手オフェンスラインに相対してセットしてるとこ、デフェンスライン。ボクがやってたとこ(DE)。NG=ノーズガード、DT=ディフェンスタックル、DE=ディフェンスエンド。総じてデフェンスライン。ハッキリ言うてプレーするならここが一番面白いと思う(個人的な意見です)。ただね、強かったら!の話。弱かったら地獄w。軽トラに轢かれるレベルでダメージ食らうから(ボクが致命傷くらったトコですわ(泣))とにかく対面のヤツをブッ倒してQBかRBに襲い掛かる。相手の動きを見てパスプレーかランプレーを瞬時に判断せなあかんとこもワクワクする。相手攻撃をゲインさせずロスさせたりすると派手なアクションする若干ヒーハーな連中が今は多いwあんまりやり過ぎると反則の黄色いヤツ飛ぶ(イエローフラッグね)ボクらの頃はやらんかったね、うん。変なことしたら即イエローやったから。あいつダレやったか・・・愛知学院大のヤツやったかなぁ?タッチダウンとったあと調子のってMCハマーの横にテケテケいくやつやって一斉にイエローがババッって(クソワロタww)
守備の司令塔と呼ばれてるのがLB=ラインバッカー。ランプレー・パスプレーの両方に対応する守備の要。ディフェンスラインのすぐ後ろの列に並んでる2~3人の選手達っす。ランプレーはディフェンスラインと組んで止める。パスプレーは瞬時に判断してバックペダルで後ろへ下がってWRをマークしながらパスコースを潰す。サインプレーでボールが動き出した瞬間にQB目掛けて突進する時もある(ブリッツって言います)身体のサイズはバランスとれた選手が多いかも。パワー・スピード両方必要やからね。
で最後、ディフェンスバック陣。ディープとも呼ぶね。CB=コーナーバック、FS=フリーセーフティ(コレをR=ローバーって言うんやね・・って知らんかったんかいっ)、SSストロングセーフティ。とにかくスピードあって反応の良さが肝。
CBは基本WRをマーク。WRはCBを振り切ろうとトリッキーなステップや動きでかわそうとする。それを予測というより反応してマークせなあかん・・・コレもうセンスがいる。WRがパスキャッチした直後にタックルする、もしくはキャッチ前にボールを叩き落とす。理想はパスインターセプト。これ出ると味方ベンチは大盛り上がり。パスプレーの競り合い・駆け引きは見応え十分よ。オオトリのSS・FS。セーフティは守備陣最後の砦。ここを突破されたらTDになってまう重要なポジション。スピード要求されるよね。特に抜けてきたRBを止めるのは勇気いる。絶対ミスができないタックルをせなあかん。しかもトップスピードで距離ある相手にタックルとか・・・ごっつ怖いしメッサ痛い(練習でも見てて「あれやりとうないなぁ」って思う(-_-;))
だいたいのポジションはこんな感じです。
あとスペシャルチーム(キックチーム)でキッカーやパンター、スナッパー、ホルダーとかあるんですわ。
人数多いチームはおそらくそれぞれのポジション専任なんやろけど少ないとこは色々掛け持ちせなアカンから大変。
だいたいベンチは50~100人くらいの選手がいる。プレーするのに必要な人数は11人。オフェンス、ディフェンス、スペシャル。そういう意味ではどんなカタチでもよければ試合に出れるチャンスは他のチームスポーツに比べると多いかもね。
そんなアメリカンフットボールの最高峰の試合、スーパーボウル・・・もうすぐデスヨ~ (^^)