2022年9月29日
高校3年の7月。進学校なので当然受験勉強ブリバリの季節(やってたかどうかは別として (-_-;) )
今は建て替わってキレイになっとるけど当時は鉄筋コンクリ3階建ての校舎で空調なんざ無い暑い教室。みんな下敷きでパタパタ。
窓を全部開け放って・・・暑かったけど今よりはだいぶマシやったんやろね。耐えれてたもん。
部活もインターハイ予選負けて引退したとこ。勉強せなあかんなぁってダルーンとしてたある昼休み、窓の近くでクラスのNやHとウダウダ話してたら
「ピンポンパンポーン」
うちの高校でこんなん聞いた事ない。校内放送とか無かったし、滅多に放送でお知らせとかも無かったから。
「なんやなんや?」
と校舎全体が少し静かになる。
すると突然
「3年4組髙橋敬三、3年4組髙橋敬三っ!体育教官室へ来い。至急っ! ブチッ」
「はっ!?」(汗)
声の主はハンドのN先生。怖い。
N「何今の?敬三やろ呼ばれたの?」H「おまえ何したん?」
「いやいや、なんもしちょらん!マジでわからん」ってテンパる。
N「ええけ、はよ行け!やばいって」
「お、おん」(滝汗)
まあNもHもなんかワクワクしてる顔に見えたけど(-_-メ)
教室から出たら他の教室の窓から視線を感じる。
(あいつや)(ヒソヒソ・・・・なんかしたんかねぇ?)みたいな好奇の目・・・
体育館横の中庭に体育教官室がある。校舎から丸見え。何人かこっちの様子をチラチラ見てた。
コンコンコン 「失礼します!」
ビビリながら入る。体育教師が勢揃い。この空気・・・・嫌い(汗)
N先生、椅子をクルッと回してメガネの中の眼がギロ(何よ・・その含みある目ぇ~ (-_-;))
「きたか。おまえカクカクシカジカ・・・」
ビビって損した。山口県選抜に選ばれたけどどうする?受けるか?って。
「勉強があるじゃろうから、よー考えて決めえよ」の「じゃろうから、よー」のとこで「やります」って食い気味に返事してもたけど。
教官室から出てきた時も1年の教室から数人が様子を伺ってる(出てきた出てきた・・・あれ?ワロてる?)って拍子抜けみたいな顔しとった(苦笑)うれしくてちょっとニヤついてたからね( *´艸`)
でもね、ミニ国体で広島選抜(尾道高単独)にやられて国体には出れんかったの。痛恨(>_<)組み合わせが悪かった。中国5県で鳥取対岡山が反対ブロック。勝てば決定。逆にこっちは先に島根選抜とやって広島とやる。5県で2枠があったからホンマ・・・悔しい。っていうかショボい。
沖縄やったし高校で全国レベルの試合をしたこと無かったから行きたかってんけどなー。しゃあないね。自分らのレベルがそんなもんやったってことで。
その広島選抜でマッチアップしたヤツが同じ大学におったのは焦った。試合でガッツリやっつけられたから顔覚えてた。彼はきっちりハンドボール部やったね。話した事ねーけど。