2022年8月8日
大阪にいた頃ファッションデザイナーのDさんと一緒に仕事する機会がありましてね。
石津謙介さんではない(笑)(※石津謙介の目を奪った話参照(-_-;))
大阪?東京?忘れたけどDさんのコレクションがあって、そこで発表された作品が事務所にズラーッとかけてあったんすわ。
N課長と二人でその事務所で打ち合わせを済ませたあと、コレクションの話になって盛況だったと。
Dさんが「ちょっと時間あるから」とわざわざ作品の説明してくださって(^^)
で、その中にしっとりした黒生地で作ったメンズスーツがあったんすわ。
スーツでもコレクション仕様やから普通のんではないわけで。フロントはアシンメトリーで立て襟。少し軍服調かな。シンプルなデザインでなんか見入ったのよ。
(へー、カッコエエけどこれ着て歩くんは勇気いるわぁ・・・)と手に取って見てたらDさんが
「髙橋君着てみる?」
いやぁ~と言いつつ(こんなん着れるんモデルさんだけやし・・ちょっと着てみたいかも?)と興味が湧いてきて「いいっすか?」と。
いざ着てみるとワロてしまうくらいサイズピッタシ(股下は合わへん。わかってますて(チッ)そこはスルーしてくらさい(-_-;))
まあ嘘なんやろけどそこのデザイン会社の統括部長されてるTさんが「ほぉ、似合うねぇ」
Dさんも「ちょうどじゃんね?」
Tさん「髙橋くん、良かったらコレ着る?」
「え?」(こんなんどこで着るねん・・・誰かの結婚式とかで・・でもちょっと変わったデザインやしこれはな~・・・・)
悩んで「こんな貴重なものボクが貰ってもええんすか?」
Dさん「いいわよぉ。髙橋くん似合うから(絶対嘘やし)」
「え~なんか悪いっすわ」
Tさん「これもう使う事もないしね」
「そうなんですか。(もう使わへんねや。いらんのやったらラッキーやん)じゃあお言葉に甘えて・・」
Tさん「ん、じゃ決まり。そうね、3万でいいよ」
( ゚Д゚)
世の中にそんな甘い話などあるわけないのにタダで貰えると思っていた男(アホ)「さ、3万っすか・・」
実は3万と聞いて(着る機会少ないし給料日前に3万は痛いやん、なんとか断ろう)と時間稼ぎを試みる。
(サイフの中を確認)「あ~今持ち合わせないですわ、・・1、2万とちょっとしかないので・・・・買うのはまたの機会に・・・」
N課長即座に「足らない分オレが立て替えとくわ。ワハハ!いい買い物したな」
課長・・・(-_-;)あなたはなぜいつもボクの逃げ場を(滝汗)(※登山前の試練参照)
まあそんなん言うて、ツレの結婚式は決まってソレ着ましたわ。1回着て周りの反応がボチボチやったから結構喜んで着てたわね(笑)